※ダブルウォールグラスの内側に結露した際の原因と対策方法

ダブルウォールグラスの内側に結露したとなると、考えられる原因は２つあります。
１つ目は割れにより空気や水が入るケースです。空気や水が内側に浸入すると、ダブルウォールグラスの内側で結露することがあります。割れなどないと思われることもあるかもしれませんが、意外とわかりにくいのが飲み口の割れやヒビです。ダブルウォールグラスを洗った後に裏返しておくなどして衝撃が加わり、飲み口は割れやヒビが発生しやすい場所の１つです。しかも重なっているため、わかりにくいかと思います。ティッシュペーパーを敷き、グラスの飲み口を下に置きますと、ひびが発生している場所が判明しやすいです。（必要に応じてグラスを軽くつまんでください。）

2つ目は、底面にある孔の接着剤がとれたりして、空気や水が入るケースです。ダブルウォールグラスは内側のグラスと外側のグラスをそれぞれつくり、飲み口で重ねて、バーナーで溶かしながら溶着します。その後、炉にいれ再加熱をしますが、空気の抜け道として孔が必要になります。孔は特殊な接着剤で封止めしますが、まれに接着剤がとれたり、接着不良により空気や水が入り結露することがあります。

このように内部で結露してしまうと使用が困難になります。1つ目の割れやヒビですとそのまま使うのはおやめください。
2つ目の接着不良ですが、水を抜いてしっかり接着すれば再度利用することが可能です。ただし、結露で生じた水を抜くのは非常に困難です。なかなか乾燥することができません。数週間、日の当たる場所で放置するしかありません。なんとか水が除去できても、内側グラスが汚れたりして見映えのいい状態とはいえない可能性があります。

ダブルウォールグラス人気ランキング

ダブルウォールグラスをサイズから選ぶ

ダブルウォールグラスを用途から選ぶ